著作権とは何か ―文化と創造のゆくえ (集英社新書)

著作権とは何か ―文化と創造のゆくえ (集英社新書)

著作権法の入門書。法律の本にありがちな無味乾燥な「条文の解説」ではなく、「模倣とオリジナルの境界」や「パロディと盗作の違い」など、しばしば裁判の争点となる部分にポイントを絞って書かれており、とっつきやすく、かつ面白い。むろんその半面、網羅度が低く、著作隣接権に十分なページが割かれていないなどの難点はあるものの、まあそれは教科書でも読もうよ、というまとめで。

図解 SEO対策がわかる (知りたい!テクノロジー)

図解 SEO対策がわかる (知りたい!テクノロジー)

いろいろ読んでみたが、これが一番わかりやすいのではないか。
SEO対策にしろ、UI改善にしろ自分で作業するというよりも、簡単な仕様書を書いて、業者やデザイン部に投げることがほとんど。時間が足りないから仕方ないとはいえ、そういう他所への指示ばかりうまくなってどうするのか。その他の細々とした作業もバイト君に全力で投げてるし、きちんと技術を身につけたほうがいいんだろうなーと思う。

今週は忙しかった。。。。

水曜日が社外の勉強会で、木曜日がウェブ業界の集まり。「社外の知り合いを増やせ」と上司に口を酸っぱくして言われるので、そういったものには積極的に参加するようにしているのだが、参加する日は18時ごろに仕事を切り上げなくてはならなくなるわけで、他の日へのしわ寄せが尋常ではなくなる。金曜日とかもうね。早朝から夜遅くまで働くもどうにも終わらず、とても死にたくなったものの、上司が仕事の進捗を確認してこなかったのでもういいや、と23時ごろに帰ってしまいましたが。

暇を見つけては、SEO対策やUI改善作業をごりごりやっているものの、まあこういう仕事なら、うちの会社でなくてもなーと思ってしまうのが悲しいところです。

最近は、twitterにかまけております。
eBookJapanで書籍をダウンロードしてiPhoneで本を読むことも増えている。さそうあきらははずれがないですなあ。小説では、車谷長吉の『赤目四十八瀧心中未遂』が、インテリな私の非インテリ世界との齟齬が、抑制の利いた筆で描かれていてよかった。
つーか出版業界は、この前のブックオフの買収騒動といい、出版社が取次や書店を取り残そて事業を展開していく傾向が強まってきましたなあ。