洋モノはダメだ

米国で流行っているとあるサービスを昨年末に自分の会社が業務提携して提供することになったので、そのサービスの企画開発をここ1ヶ月ぐらいずーっとやってた。やったことといっても、ASPサービスをそのまま使っているので、日本用にローカライズしたり、マニュアル作ったり、イベントの企画立てたり、集客したり、まあそんな感じですが。

でも、洋モノはシステム的にはまるでダメなのですよねえ。ユーザビリティがイケてないのはもちろん、アメリカ人が持っていない文字コードを使うと、すぐに文字化け起こしやがる。それがすぐに修正できるのならいいんだが、修正を依頼しても、簡単なものはシンガポール(時差がほとんどない)のカスタマーセンターで対応で、複雑なものは米国本社とやり取りしなきゃいけない。
修正が遅れると、顧客への対応も遅れるわけで、提供するサービスの質がどう頑張ってもよくならない。アメーバの中の人がインタビューで「内部でエンジニアを抱えて開発しなければ、サービスの品質は上がらない」と答えているのが、なんとも腑に落ちた一ヶ月なのでした。
ttp://jibun.atmarkit.co.jp/ljibun01/rensai/leader02/05/01.html

そんなことばっかりやってたら、サービスオープンの前日になっても終わらず、当日の朝6時までぶっ続けで仕事することに。。。オープン後もなんだかんだで帰れず、結局その日も夜まで働いて、次の日ようやく午後に休めた。。。。

新しいサービスを提供することこれすなわち、新しい文化を作ることなので、今の仕事はとても満足しているのだけれど、これからもネット系の企画屋として食っていくつもりなら、自社内できちんとした技術者をかかえてる会社のほうがいいんだよなあ。。

1年目の最後にいろいろ考えさせられてしまいましたよ。